日本ダービー 回顧 07年のクラシック戦に類似している
今日も東京競馬場は晴れ、この日も芝は高速馬場は濃厚で時計は出る予測ができる。
ダービー参考レース青嵐賞はゴールタイムは2分22秒とダービーレコードよりも速いタイム決着。前にいた馬は残るという読みでしたが1000Mが59秒はさすがにばてたかもしれない。
ダービーはスタートしてジェネラーノではなく、エポカドーロが逃げを打つ展開に、戸崎騎手はためて乗るタイプですので、前に行かせると前残りを誘発する可能性があがります。実際1000Mの通過が61秒あたりで通過しましたので、この馬にとっていいペースで逃げを打っています。
このあたりで動いてくると思われる、外人2人はまくることもなく、後方待機のまま4コーナーを迎えます。
最終コーナーを迎えて、7番のコズミックフォースは石橋騎手は積極的乗って2番手まで押し上げます。12番エポカドーロも懸命に粘る、このまま2頭が押し切りを図ると思われたが、5完歩手前あたりで17番ワグネリアンが差し脚を伸ばして、2頭を交わして優勝!
いっくんは19度目の挑戦で初栄冠になりました。金子オーナーは05年ディープインパクト、16年マカヒキに続いて3度目のダービー制覇となりました。やはりもってるオーナーさんでしょう。
07年のダービーと類似してると言えるのは、皐月賞の結果でもいえることですが、あの年の皐月賞もヴィクトリーとサンツェッペリンが前にいって波乱を演出、1番人気、アドマイヤオーラと2番人気フサイチホウオーは後方から競馬して、3,4着が精一杯でした。
今年は、ジェネラーノウーノがハイペースを作り出し、後ろにいた、ステルディオとワグネリアンは後方からで前を捕らえ切れなかった、あたりも似てる。
偶然だと思いますが、今年と07年の皐月賞は奇しくも同じ日付
そして11年前のダービー、実はこの日も5月27日、今年と同じ開催日
16番アサクサキングスの14番人気の大穴が逃げて波乱を演出、3連単は221万円とダービー史上最高額をマークしました。 ちなみにアサクサキングスの騎手はいっくんでした。
あれから11年
勝利した福永騎手、あの年と同じく逃げ馬が2着に粘って3着はうまく先行した。7番コズミックフォース 16番人気200倍超の大穴が着て、3連単285万円の大波乱
いずれも福永騎手が絡んでの、200万超のレースとなりました。
私は皐月賞上がり組で決まると思いましたが、それは早計、やはりダービーは前評判がいい馬ではなく運のいい馬、17番枠でも関係なかったワグネリアンはもってる馬でしょう。
反省点
1.後方にいそうな馬が有力視されてても、前残りには気をつけたい、世間がノーマークになるほど、おもしろい
2.クラシック戦ほど前走データを意識するファンが多く、人気がかなり大きく変わりやすいレースだと思いました。王道路線から外れた馬をあえて狙うのもおもしろい